宮沢賢治の世界を表現した奇跡のコラボレーション~「銀河鉄道の夜」(杉井ギサブロー)

ますむらひろしの代表作といえば「アタゴオル物語」でしょう。これは宮沢賢治のイーハトーヴと似ています。マンガのなかに自分だけの世界をつくりました。デビュー作も宮沢賢治の影響を受けています。

細野晴臣は、はっぴーえんどやYMOを初めとした音楽会の重鎮です。本人名義のアルバムはもちろんですが、数多くのミュージシャンと組んで良質な音楽をつくっています。名前を挙げていけばキリがありません。

杉井ギサブローは、日本のアニメ界が始まった頃からスタッフとして活躍していました。日本で最初の連続テレビアニメ「鉄腕アトム」でも演出などに参加しています。

この3人が奇跡をつくりました。抜擢したのは誰でしょうか?そもそも選んだのは誰なんでしょう。それだけでもスゴイです。

当然ながら、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」は人気があります。何度も作品化されてきました。例えば、朗読なども入るでしょうね。でも、この映画を超えるものを観たことや聴いたことがありません。もしかすると、今後も出てこないような気がします。

もし、できるなら、大きな画面で、少し音も大きめで観てください。3人を中心につくりあげられた世界に入っていけるでしょう。それは素晴らしき世界です。