少年少女の心を今でも持っていますか?~「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」

ラッセ・ハルストレム監督の作品といえば、 若きレオナルド・ディカプリオの名演技の惚れてしまいそうになる「ギルバートグレイブ」やジョン・アーヴィング原作の「サイダーハウス・ルール」、「ギルバートグレイブ」ではディカプリオの兄役をしていたジョニー・デップが出演している「ショコラ」などがあります。

それでも、1作をオススメするなら断然「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」です。この映画には、大人へと向かっていく少年や少女の淡い心が宿っています。映画ではイングマルとサガですね。

イングマルは決して素直な子どもではありません。どちらかと言えば、小憎らしい少年です。でも、少年時代特有の繊細な面もあります。サガは男の子のように活発な少女です。映画のなかでは少しずつ女性へと変わっていく姿が描かれていて、その反発心がとても可愛いですね。

原作と映画は少し雰囲気がちがいます。映画のほうがセンチメンタルです。本を読んでから観たり、あとから本を読むと、少し印象が変わるかもしれません。それも映画の魅力だと思います。

「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」。大人になってしまった方にはオススメの映画です。観終わったら、かつての少年や少女の心を取り戻せますよ。